正念寺だより

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正念寺だより128号

盂蘭盆会のご案内 7月13日から8月15日までお盆参りを行っています。 お盆の詳細はこちら お寺からのご案内 教誨師になりました 先代山下泰温師が長年務めていた教誨師の任務につくことになりました。月に二回、東温市の刑務所まで伺い、受刑者と話...
正念寺だより

正念寺だより127号

戦争と平和 ロシアとウクライナの戦争が始まって早くも二カ月が経ちました。テレビで凄惨な状況を目の当たりにして、心を痛めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 戦争は肯定されるものではありませんし、私的にもプーチン大統領の選択は非難され...
お知らせ情報

お彼岸について

お彼岸とは 常に変化し苦しみ多いこの世界を「此岸(しがん)」というのに対し、対極にある苦しみを離れた平安な世界を「彼岸(ひがん)」といいます。煩悩を離れて悟りの境地に至ろうとする仏教思想と、日本の伝統的な先祖供養の信仰が結びついて、祖先の霊...
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日蓮聖人のことば「秋元御書」より

人々に食料が行き渡らなくなればそこは餓鬼道の姿を呈し、 疫病が相次げばその国は地獄道と変わる。 戦争が起これば修羅道となる。 道徳が失われば、その国は畜生道となる。 我々は死んで後に三悪道に墜ちるのではなく、現実生活の中で四悪道と変わるので...
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仏教語「看病」

病人のお世話をすることを看病といいますが、この言葉は本来病気の治療行為そのものを指していました。 それをしていたのは僧侶(お坊さん)です。 古くは奈良時代から、僧侶は病人のためにご祈祷したり、仏教の教えによって苦痛を和らげることを行ってい...
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貧しい理由

ナラティブという貧しい男が仏陀に尋ねました。 男「なぜ私は貧しいのでしょうか?」 仏「あなたが貧しいのは、他の人に与えること、与えて共存する方法を知らないからです」 男「申し訳ありません、私には他の人に与えられるものは何もありません」...
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五大要素を知る

仏教では地球上、ないし宇宙すべてのものは五つの要素「地」「水」「火」「風」「空」からできていると考え、これを「五大要素」といいます。 この五大要素が調和を保つことによって平穏な状態を保つことができるのですが、現代は「地震」「水害」「火災」...
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SDGsって何?

テレビなどで耳にしたことがあるかもしれません 「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。 直訳すると「持続可能な開発目標」ということで、未来に向けて世界が団結して達成していこうとする十七の目標です。 いくつか上げると、 【①貧困をなくそ...
正念寺だより

新年のご挨拶

あっという間に新年があけてしまいました。 本年もどうぞ正念寺をよろしくお願いします。 明けても暮れてもコロナの話題ばかりで辟易してしまいますが、もちろん寺院も無関係ではなく。 お葬式は縮小されて、法事でも県外の方は参列し難くなり、大きなイ...
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師走の意味

今年も早十二月、師走です。 師走の師は、「お坊さん」のことで、お坊さんが忙しそうに走り回っていることを表します。 なぜ忙しそうなのか? それは平安時代の「仏名会」という儀式に由来します。 歳末に仏さま方の名前を唱え、一年間のうちに作ってし...