正念寺だより

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文殊菩薩

「三人寄れば文殊の知恵」という言葉があるとおり、智慧を司る仏さまです。 青色の獅子の上に乗せた蓮華に座り、右手には宝剣を、左手には経典を持っています。 獅子は百獣の王で文殊の智慧の秀逸さと勢いを、宝剣は研ぎ澄まされた智慧を象徴しています。 ...
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月のうさぎ

今年の十五夜は九月二十七日だそうです。 「新月から満月まで十五日かかるので十五夜」「月の神様を招く目印のすすきを飾ると一年間無病息災」「お月見は平安時代から行われ、秋の収穫を感謝するため」など、実は私もよく知らなかった十五夜。大事な伝統行事...
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四諦

お釈迦様が一番最初に説かれた教えの内容は「四諦八正道」といわれています。「四諦」とは「四つの明らかに理解しておくこと」です。 ①苦諦(くたい)‥人生の本質は「苦=思い通りにならない」ということ。(ここはマナの教えと反対ですね)思い通りにな...
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フナの教え

日本からは毎年百二十万人が訪れる常夏の国ハワイ。 開放的でのんびりマイペース、他人に優しく接する、南国ならではの民族性(実際は多民族国家) そんなハワイには、古くから伝わる「フナの教え」があります。 ①Ike(イケ) 世界はあなたが思うとお...
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法華経を信仰していた歴史の偉人

平  清 盛(たいらのきよもり) 一時期ドラマでも放映されていた平清盛。 武士として初めて太政大臣に任ぜられ、平治政権を築いた人物です。 清盛は厳島神社をいたく信仰していました。 そのきっかけは「厳島神社を修理すれば栄う」という夢であった...
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観音さまは変身することができる!?

ヒーローに変身はつきものですが、観音さまも変身は得意中の得意。なんと三十三の姿に変身 することができます。なんのため?それは相手に応じるためです。 例えば仏さまの姿によって救われる人には仏さまに変身し、男の子に救われる人には、男の子の姿に...
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世界一の老舗国 日本

最近日本が世界に比べて優れているところを報道する番組が多くなってきましたが、その中でも「老舗企業の数」は、個人的には誇らしいと感じたので紹介します。 世界には創業二百年以上の歴史がある会社が五五八六社あるそうですが、なんと日本はそのうち三一...
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妙見菩薩(妙見さん)とは

妙見さんと親しまれている菩薩さま、正式名は「北辰妙見大菩薩」といい、北極星・北斗七星の象徴の神様です。目が美しく澄み切っていて物事の真相を見極める力を持っています。 北極星はすべての星の王であり、古来よりすべての人々の目印であり、広く崇...
お知らせ情報

みんまについて

令和4年度のみんまは12月6日(火)、12月18日(日)、12月30日(金)になります。 みんまとは みんまとは愛媛県の風習で、「新仏さまのお正月」のことです。 漢字では「巳午」と書き、12月の最初(または2回目以降)の「巳の日」に行います...
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迷惑について

迷惑をかけるということ あるお寺の掲示板の言葉が印象的でした。 「自分のお葬式が家族の迷惑になるなんて考えるのは、今まで参列したお葬式が迷惑だったからだね?」 「自分のお葬式が人の迷惑になる」というご相談は本当によく受けます。その度に私...