正念寺だより

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写経の功徳

自宅で気軽にできる修行、写経。心のトレーニングやリラックス効果でも注目されている修行です。特に法華経の写経は聖徳太子の時代より行われ、平清盛や源頼朝なども盛んに法華経を写経し納経しています。法華経には「経典を書写すればよく大願を成就する」と...
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木魚と木鉦

お経にポクポク、といえばご存じ木魚ですね。名前の通り魚の形をしています。魚は常に目を開いているので、お経の時に眠らず修行に励むようにという意味があるようですが、元々は黄檗宗の開祖隠元上人が日本に伝えたとされ、魚の形をした板で、寺で僧侶たちを...
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厄年とは?

厄というのは、たとえていうと サイコロの角、升の隅、人でいえば間接のようなものです。病気というものは肉の部分から起これば治療しやすいが、間接より起これば治療がしにくい。厄というのは節々のようなものです。家に垣根がないと盗人が入りやすい。しか...
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知を識にすること

ご縁があり高野誠鮮先生のお話を聞く機会がありました。高野先生は、限界集落を蘇らせた「スーパー公務員」と呼ばれている方で、実は日蓮宗僧侶でもあります。その方のお話しに「大切なのは知を識にすること」という言葉がありました。仏教では、情報の伝達を...
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周 利 槃 特

お釈迦さまの十大弟子に周利槃特という方がいらっしゃいます。この方は非常に物覚えの悪く、朝に聞いたことは夜になると忘れてしまい、さらには自分の名前も覚えられない有様。いつも他の弟子たちに馬鹿にされていました。悟りを求める心だけは人一倍ありまし...
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鬼子母神

勧請の仏菩薩さまたち鬼なのに神さま?鬼子母神さまは、元はインドでハーリティと呼ばれ、夜叉神の娘、鬼の王の妻であり、五百人(一千・一万の説あり)の子の母です。もとは、町の幼児を奪い食い殺してしまう邪神でした。ハーリティに悩まされていた人々はお...
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よっこいしょ

何かにつけてこの言葉が出てしまう方は多いのではないでしょうか。この言葉、仏教の「六根清浄」が由来。六根とは「目、耳、鼻、口、身、意 」の器官(とその能力)のこと。私たちのすべての感覚を清らかであるようにと願う言葉が六根清浄です。修験道で修行...
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墓じまいについて

この言葉が使われて久しく、当山でも毎年何件も墓じまいの相談があります。跡継ぎがいらっしゃらない場合はともかく、いるのに「後の者に迷惑をかけたくない」という思いから計画している方もいます。まずは子どもや孫に質問して、お墓について話してみて下さ...
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禅定

私たちは周囲の色々な出来事、例えばニュースや情報に、あるいは自らの妄想や衝動に振り回されます。禅定とは【心が対象に集中して乱されない状態】です。別の言い方で「止観」ともいいますが、心が落ち着いた状態(止)になれば、物事への冷静な観察(観)が...
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変わる仏教

ある先生曰く「仏教は飛鳥時代に日本に伝わってから今日まで、形を変え続けたからこそ生き残ることができた」と。もちろん、お経やお釈迦さまの説かれた教えは変わりません。しかし、人々との関わり合い方は、常に時代と共に変化してきたのです。特に、平成で...