正念寺だより

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日常の 仏教語 主人公(しゅじんこう)

物語の主役となる中心人物のことを示すこの言葉は、仏教の禅語から。瑞巌和尚という方は、毎日自分自身に向かって「おい主人公」と呼びかけ、自分で「ハイ」と返事をしていました。「目を醒ましているか」「ハイ」「世間に流されるなよ」「ハイ」と毎日ひとり...
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シキビ?シミキ? サカキ?シャシャキ?

さぁお墓参りに行こう。あ、シキビを買わなければ。あれ、サカキ?シャシャキだっけ?となったことがある方は多いと思います。仏教と神道で使い分ける花、見た目はあまり変わりません。まず仏教で用いられるのはシキビ=シキミです。漢字では「樒」と書き、花...
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小さな煩悩たち

私たちを悩み煩わせる煩悩。貪り、怒り、愚かなど三毒と呼ばれる大きな煩悩は、結構自覚できるものですが、普段あまり気付かない十個の小煩悩というものがあります。例えば、こんな事はありませんか?イラッとしたけど表には出さずに腹の中だけに閉まっておい...
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SDGsって何?

テレビなどで耳にしたことがあるかもしれません、「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。直訳すると「持続可能な開発目標」ということで、未来に向けて世界が団結して達成していこうとする十七の目標です。いくつか上げると、【①貧困をなくそう】︙日...
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貧しい理由

ナラティブという貧しい男が仏陀に尋ねました。男「なぜ私は貧しいのでしょうか?」仏「あなたが貧しいのは、他の人に与えること、与えて共存する方法を知らないからです」男「申し訳ありません、私には他の人に与えられるものは何もありません」仏「あなたに...
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ウロウロする

この言葉は仏教の「有漏」からきています。「漏」とは「漏れるもの=心の汚れ」のこと。つまり「ウロウロする」を直訳すると「煩悩に振り回されて、どうしたらいいのか分からずにあちこちと動き回っている」という意味になります。お散歩は良いですが「有漏有...
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マールンキヤ

お釈迦さまのお弟子さんであったマールンキヤは、日頃からいつも疑問に思っていたことがありました。それは「世界には終わりがあるのだろうか、世界には果てがあるのだろうか、魂はあるのだろうか、死後の世界はあるのだろうか?」そしてある日、今日こそお釈...
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人生を記録する神さま

スーパーシティ構想という、ITを利用した最先端の都市作りが審議されています。未来都市のようなイメージですが、それに伴い、私たちの生活情報がすべて記録され活用されていくということで、情報漏洩やプライバシー問題の懸念があります。ところで、私たち...
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写経の功徳

自宅で気軽にできる修行、写経。心のトレーニングやリラックス効果でも注目されている修行です。特に法華経の写経は聖徳太子の時代より行われ、平清盛や源頼朝なども盛んに法華経を写経し納経しています。法華経には「経典を書写すればよく大願を成就する」と...
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木魚と木鉦

お経にポクポク、といえばご存じ木魚ですね。名前の通り魚の形をしています。魚は常に目を開いているので、お経の時に眠らず修行に励むようにという意味があるようですが、元々は黄檗宗の開祖隠元上人が日本に伝えたとされ、魚の形をした板で、寺で僧侶たちを...