正念寺だより

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貧しい理由

ナラティブという貧しい男が仏陀に尋ねました。男「なぜ私は貧しいのでしょうか?」仏「あなたが貧しいのは、他の人に与えること、与えて共存する方法を知らないからです」男「申し訳ありません、私には他の人に与えられるものは何もありません」仏「あなたに...
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五大要素を知る

仏教では地球上、ないし宇宙すべてのものは五つの要素「地」「水」「火」「風」「空」からできていると考え、これを「五大要素」といいます。この五大要素が調和を保つことによって平穏な状態を保つことができるのですが、現代は「地震」「水害」「火災」「台...
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SDGsって何?

テレビなどで耳にしたことがあるかもしれません「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。直訳すると「持続可能な開発目標」ということで、未来に向けて世界が団結して達成していこうとする十七の目標です。いくつか上げると、【①貧困をなくそう】日本で...
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日常の 仏教語 看病(かんびょう)

病人のお世話をすることを看病といいますが、この言葉は本来病気の治療行為そのものを指していました。それをしていたのは僧侶(お坊さん)です。古くは奈良時代から、僧侶は病人のためにご祈祷したり、仏教の教えによって苦痛を和らげることを行っていたため...
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新年のご挨拶

あっという間に新年があけてしまいました。本年もどうぞ正念寺をよろしくお願いします。明けても暮れてもコロナの話題ばかりで辟易してしまいますが、もちろん寺院も無関係ではなく。お葬式は縮小されて、法事でも県外の方は参列し難くなり、大きなイベントや...
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師走の意味

今年も早十二月、師走です。師走の師は、「お坊さん」のことで、お坊さんが忙しそうに走り回っていることを表します。なぜ忙しそうなのか?それは平安時代の「仏名会」という儀式に由来します。歳末に仏さま方の名前を唱え、一年間のうちに作ってしまった様々...
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祈りについて

幽霊はいるのか?「幽霊の正体見たり枯れ尾花」なんて句もありますが、皆さまは幽霊を見たことがありますでしょうか?幽霊に関しては宗派でも違いがあり、基本的に浄土系や禅宗系では「幽霊否定派」になるようです。日蓮宗や真言宗はわりと「幽霊肯定派」のよ...
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観音さまの目線

観音さまは困っている人々や願いをかける人々の手助けをする、ヒーローみたいな菩薩さまです。私たちもできるだけ観音さまの目線でおつとめしなければなりません。どのような目線なのか、それが次の五つ。①真実を求め真理を愛する心(真観)②私利私欲に走ら...
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多岐亡羊

「ある時、一匹の羊が逃げ出しました。大勢で羊を追いかけたのですが、逃げた先の道に分かれ道が多かったため迷ってしまい、結局捕まえることができませんでした」‥この話を聞いた揚朱という人物は、学問もまた同じことであると悲しんだ‥という故事からうま...
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六波羅蜜「智慧」

六波羅蜜の六番目は「智慧」です。頭の良さを意味する「知恵」とは少し意味合いが違います。自己中心的な考え方から離れ、真理をハッキリ知る働きが「智慧」です。いってしまえば「悟ること」であり、苦から離れること、とも言い換えることができます。智慧は...