荷物を引く牛

ある所に、毎日荷物を満載した車を、
朝から晩まで引かねばならぬ牛がいました。
牛は「なぜオレは、毎日こんなに苦しまねばならぬのか」と思っており、そして「そうだ、オレを苦しめているのはこの車だ。この車さえなければ、苦しまなくてもよいのだ。よし、この車を壊そう!」
そう決意した牛は、猛然と走って大きな石に車を打ち当て、木っ端微塵に壊してしまいました。
驚いた牛の飼い主は「こんな乱暴な牛には、余程頑丈な車でなければ」と、とても頑丈で、今までの車の何十倍の重さの鋼鉄製の車を造ってきました。以前よりさらに苦しむようになった牛は深く後悔しましたが、後の祭りでした。
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苦しみの原因は様々あると思います。ですがこの牛のように、それを壊せば楽になるわけではありません。 返って余計に苦しむことになる場合もあるのです。
ならばどうするべきなのか、仏さまの教えとは、その苦しみから逃れる正しい方法を説くものなのです。


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    正念寺だより