普賢菩薩

文殊菩薩の反対側、手に宝剣をたてた蓮茎を持ち、白い象に乗っておられるのが普賢菩薩さまです。慈悲をつかさどり、女人成仏を説いて昔から広く信仰されています。
なぜ白い象に乗っているのかは、法華経の「普賢菩薩勧発品」で、「六牙の白象に乗った普賢が行者を守護する」と説かれているからです。
象は歩みを妨げるものがないという修行の象徴、密教では「金剛薩埵」という名前で重要な役割を示しています。「女人成仏」「寿命増益」などのご利益が有ります。